東大島連協防災訓練に参加しました
【公開日:2025年12月19日】こんにちは!尼崎市社会福祉協議会 大庄むすぶグループ 地域福祉活動専門員です!
2025年11月30日(日)に東大島地区の防災訓練に参加してきました!
東大島地区の方と大庄北生涯学習プラザの防災設備について学びました。

他にも、緊急避難者が滞在するお部屋や、非常食、ほかにもいろいろな用具が備わっています。
多くの設備が備わっているなあと思う反面、ある疑問が聞こえてきました。。○(これで足りんのかな~)
ここで問題です!
大庄北生涯学習プラザは、大庄地区全住民が避難できるよう想定して作られているでしょうか!?
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答えは × です!
実際、大庄地区の全住民が避難できることを想定してはいないのです!
大庄地区には大庄北生涯学習プラザ以外にも避難場所がありますので、ここだけですべてをまかなうような設計にはなっていません。
お近くの避難所を確認するのも立派な災害対策ですので、以下のURLから確認してみてはいかがでしょうか。
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/bosai_syobo/hinan/1033839/021_hinan_osyo.html (市のHPに飛びます)
しかしこの避難所のキャパシティにも限界があります。
なにより、いざというときはまず自分と家族を守れるように、住民ひとりひとりが災害対策を行っておくことが大切なんですね~。
続いて、市水道維持課の方が応急給水栓の使い方を教えてくださいました。

まずは職員の方が実演し、地域の方も実際にふれることで理解を深めていました。
「この蛇口は簡単に取り付けが可能で、カチリと音がするまではめればいいんです」と水道維持課さん。いざ実際に給水栓をひねってみると、蛇口との接合部から水が噴き出してびちゃびちゃになっていました(笑)
「最近耳が遠くてですね~」とごまかし、ひと笑いを咲かせていました。
最後はカレーの炊き出し訓練も行われました。

定番のカレー、しかし定番とはいえ一枚岩ではありません。色んな味付けもあり、好みも人それぞれです。おいしいカレーを大量に作るのはすごい技術が必要なのだと感じました。
実際、災害時においしい食事をとることが精神衛生上とても大切であるという考えがあります。災害時に関わらず、食事を楽しみに日々を過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?かくいう専門員もそうです。災害時に何に希望を見出し心の支えとするか。その答えのひとつに生命活動の根幹たる食事があります。
こうしたおいしいカレーが心の支えになることは間違いないのだろうと思いました。
さて、この防災訓練で通底した考えとして「協力」があります。
災害時、大庄北生涯学習プラザも、普段ここに務める職員だけで運用できないことは、容易に想定できます。地域の皆さまが、この学習プラザの防災設備を知り、うまく活用していただくことでプラザの力は何倍にも高められます。
また、こうした地域の防災活動の運営にも多くの協力者が必要です。避難誘導をするにしても、炊き出しを行うにしても、決して一人の力ではできないのです。
専門員は、こうした地域の防災訓練に一人でも多くの住民さんが参加し、防災意識を高め、いざというときに協力し合える関係を作ることが大切だと考えています。
大庄むすぶグループとして、これからも地域住民同士のつながりを大切にできるよう地域福祉活動等の支援に取り組んでいきたいと思います。
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